家に出るネズミの種類と特徴について

ハツカネズミの横顔 ネズミ

後で食べようと思ってたパンがかじられてる!
夜中、天井裏を走り回っている音がうるさい!

ネズミが家にいるということは、それだけでストレスになると思います。

すぐにでもネズミを駆除したいけど、なにをしたらいいのか分からない!とお悩みの方のために、ここでは、家で悪さをするネズミの種類とその見分け方について解説しています。

ネズミを駆除したい人は、まずは敵を知ることが大切です。

なぜなら、ネズミの特徴を知ることで、効果的に罠を仕掛けることができるからです。

では、実際に被害をもたらすネズミについて紹介していきます。

実はネズミ被害のほどんどは3種類の家ネズミ!

ネズミは大きく分けて、都会や建物の中で生活する家ネズミと、山や野外に住む野ネズミとに分類されます。

家で被害をもたらすネズミは家ネズミで、「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の3種類によるものがほとんどです。特に、最近では「クマネズミ」の被害が最も多くなっています。

これから、3種類のネズミに絞って、身体的な特徴や性格、生息場所などをご紹介します。

ドブネズミ

ドブネズミ
体長18cm~28cm
体重150g~400g
見た目大型
耳が小さい(折り返しても目まで届かない)
灰色の腹部
しっぽは身体より短い(18cm~22cm)
性格どう猛
何でも食べる(特に肉・魚など)
泳ぎが得意
綱渡りが苦手
壁に1cm程度の穴があれば、周囲をかじって穴を広げて通り道にする
生息場所台所、地下室、下水溝、ビルの地階・1階、ゴミ捨て場、
家屋周辺の地中など水を十分に摂取できる湿った場所を好む
巣は野外や床下に多い 厨房に作ることもある

クマネズミ

クマネズミ
体長17cm~26cm
体重100g~200g
見た目中型
耳が大きい(折り返すと目にあたる)
白色の腹部
しっぽは身体より長い(17cm~26cm)
性格警戒心が強い
なんでも食べる(特に雑穀)
泳ぎが苦手
パイプやケーブルなどの上を綱渡りするように移動する
荒い壁面を垂直に登ることができる
生息場所天井裏、屋根裏、壁の間の空間、ビルの高層階など
乾燥した高い場所を好む
巣は天井裏や壁の内側に多い

ハツカネズミ

ハツカネズミ
体長6cm~9cm
体重15g~20g
見た目小型
耳が大きい
白色の腹部
しっぽは身体より短い(5cm~10cm)
性格好奇心旺盛
警戒心はあまり強くない
なんでも食べる(特に雑穀)
泳ぎが苦手
生息場所畑・物置・納屋・天井裏・台所・自然環境に近い建物など
乾燥に非常に強い

共通するネズミの習性

異物反応

ネズミはいつもと違った状態に強く警戒します。

ネズミ捕獲器、ネズミ粘着シートを設置してもすぐにかからないのはこの異物反応のためです。

仲間が罠にかかって戻ってこない場合、警戒して罠の周辺には近づこうともしないとも言われています。

特にこの反応が強いのはクマネズミです。

クマネズミは私たちが予想している以上に賢い(警戒心の強い)ネズミなのです。

すぐに毒エサを置くのではなく、普通のエサを置いて「食べても大丈夫!」と安心させてから、毒エサに切り替えるという方法があります。

環境順応

ネズミは環境の変化に対応する能力が高いです。

ネズミの嫌いな周波数やニオイを発することで追い出すことができるものが市販されていますが、ずっと使い続けていると効果がなくなり、またネズミが戻ってきてしまったという話をよく聞きます。

その理由はネズミがそのストレス(周波数やニオイなど)に慣れてしまったからです。

そうならないためにも、周波数を定期的に変えたり、ニオイを変えたりしてすることで慣れさせない工夫をする必要があります。

夜行性

ネズミは昼間は行動せずに夜に活動をします。特に日没後と夜明け前の数時間が活発に動きます。
周りに人の気配がしない場合は昼間でも活動して動いているときもあります。

色々な物をかじる

ネズミは前歯が一生伸び続けるという特徴がります。常に何か堅いものをかじってすり減らさなければ、やがて物を食べることができなくなります。


そのため、ネズミは毎日のように物をかじります。エサとなる食料のほかに、壁や柱、家具、電気配線などもかじるため、漏電の原因となったり、火災を引き起こしたりするケースがあります。

物陰に沿うように行動する

ネズミは警戒心が強いため、部屋の中央を横切ったり、人間がいる場所にわざわざやってはきません。


壁際や家具のすぐそばを通り、部屋の隅から隅へと移動するという特徴があります。

ネズミは、何度も同じ場所を通ることが多いので、通り道が黒く汚れたり、食品や柱、配線などにかじられた痕があったりします。

この黒ずんだ汚れは「ラットサイン」と呼ばれ、駆除業者はこれを頼りにネズミの侵入経路を予測しています。

繁殖能力に優れている

ネズミは1~2年と寿命が短いため、その分繁殖能力に長けています。

妊娠期間は20日前後、年に5~6回(ハツカネズミは6回~10回)、1度に4~8匹の子どもを産みます。
このように一生のうち、何度も繁殖を繰り返し、一度に多くの子どもを産むため、一度家に侵入されてしまうと、あっというまに数が増え、被害が拡大してしまいます。

そのため、被害に気づいたときは、出来るだけ早く駆除することが大切になります。

小さい穴や隙間を通ることができる

ネズミの侵入口は、大人ネズミで2~3cm、子どもネズミでも1cm程度の穴や隙間があれば、簡単に侵入することが可能です。

また、ネズミが入れないような穴やひび割れだとしても、かじって穴を広げて侵入してくるでしょう。

ネズミを家に侵入させないためにも、小さな穴やひび割れをみつけたら、すぐに補修しましょう。

まとめ

今回は、家に被害をもたらすネズミ「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」がどういう生きものなのかをご紹介しました。

ネズミによって生息している場所も違えば、性格も違います。

“ドブネズミに対して天井裏に罠をしかけました”

これは効果のあるやり方でしょうか?

今回の記事をしっかり読んでいただければ、答えはすぐに分かると思います。

環境順応や学習能力が高いネズミを完全に駆除するのは根気のいる作業です。

実際に駆除をしようと思った時、どんな方法があるのかを「自分でネズミ駆除するためのオススメのアイテムは? 」にまとめております。

こちらも合わせて読んでいただければと思います。

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